あれから一年

皆様お久しぶりです。
昨年の１０月に一旦は幕を閉じた、出張裏報告シリーズ”パリで燃えてるか！！”なのですが、この度、無事（！？）に復活いたしました。

なんで復活したかって？
そりゃ、パリに居るからだよ、今。（笑い）
昨日、パリに到着しました。今日から９月１５日までの予定で出張です。（まあ、どうせ期間は延長されるに決まってますけどね）。ですから、それまでの間は、またしてもこの『出張裏報告』を書き続けます。

今回も出張中の自宅は、パリの外れのラ・デフェンスにある”Citadines APART'HOTEL”。チェックイン時に「俺はスモーカーで、バルコニーで煙草を吸いたいから、セーヌ川沿いの部屋にして。長く滞在する間の唯一の楽しみが、窓からの眺めでもあるし」。とリクエストしたので、今回も”サクレ・クール寺院がそびえ立つモンマルトルの丘を見渡せる”俺が大好きな眺めを手に入れることができました。



さて、あれから一年。
この歳になると、一年一年があっという間に過ぎ去って行ってしまいますが、俺の中でも多少は成長、変化したことがあります。

・Ｗ杯が終わった。。。
ジーコが率いた日本代表が終わった。４年間積極的にジーコの代表を応援していた俺にとっても苦い結果でしたね。ついでに、セカンドチームのパラグアイ代表が、その日本代表よりも早く敗退してしまったので、決勝Ｔは一試合もまともに見てません。フランスが決勝に進んだことにも、特に感慨もありません。（でも、ハンマージズーの行為は、全面的に肯定する）。

・引っ越しした。
新中野の小屋を引き払って早、二年。これで、長期出張→居候→マンスリーマンション→長期出張→マンスリーマンションと、アムステルダムでもパリでも東京でも、職場と寝床の往復だけのフラフラとした生活に終わりを告げました。
ただし、このワンダラー生活の間に、「旅というのは空間的な移動を指すのではなく、精神的な漂いを指すのではないか」という思いを再発見し、『旅の女神様』に対する信仰心がより一層、深まったということで意議がある修行期間だった。
とは言え、出張終了後に成田空港で「これからどこに泊まろうか？」という心配をしなくて済むのは気分的に相当、楽になるはずだ。（苦笑）。

・職場でのＰＣがハイスペックなマシーンに変わった。
実はこれは大きいんだよ！！なぜなら、昨年のボロＰＣと違って、これならこのブログの更新のために『朝、出勤前に下書き』『昼休みの殆どを使用して、画像の編集＋本文校正→サーバーにアップ』って気が遠くなるような作業をしなくて済むから。去年よりも更新頻度を上げることを目標にします。
あ、もちろん、仕事の能率が格段にＵＰしてることも言うまでもない。（付け足し）

・デジカメも替わった。
去年のブログでも活躍したデジカメを人に貸していたら、出発までに返却が間に合わず。。。仕方がないから、出発の前日に新しいのを購入しました。まあ、「一番安いのでいいや」って感じで池袋のビックカメラに入ったら、持ってる奴よりもハイスペックになって、１万８千円。（ポイント付いたから実質、１万５千円）。安い、安すぎる。。。
今回は安くて助かったけど、これじゃ、モノ作りメーカーもやっていくの大変だよなぁ～～。と少し暗澹とした気分になる。

・ロバート・パーマーに夢中。
実はこのことが、この一年間で俺が最も成長した点じゃないかと、自分で思っていたりする。まあ、これ読んでる殆どの人が「なんじゃそれ？」と疑問に思ってることでしょうが、ここ数年の俺の中では、『（自分が）このまま達観していってしまっていいのか？』という反省が常にあったのだ。
それが、この歳になって臆面もなく『俺もああいう大人になりたい』と思えるようになったのは、大きな成長だと思う。ああ、俺も頑張って、スーツで極めながら美女をはべらかしたい。。。（遠い目）
しかも、パーマー先生が亡くなったのも、このパリ。
またしても、勝手に運命的なモノを感じる。でも、旅先で勝手に運命的なモノを感じる才能こそが、『旅の女神様に愛される最大の資質』であることは言うまでもない。

もちろん、俺だけでなくてここパリでも、この一年に大きな事件が起きましたよね。あの暴動は、去年、俺がフランスを去った直後に起きたのですが、あの事件がどのような影響を及ぼしているのか、また、及ぼしていないのか、非常に興味深いところです。

てなことを書きつづっていたら、パリも夜が明けてきました。今日も暑そうだなぁ～。
じゃあ、今日からこの強烈な日差しに負けずに、出張生活、頑張ります！！

ああぁあ、サングラス忘れてきたぁ。。。（いきなり、日差しに負けそう）。