風邪のパリのスーパーマン？？？

土曜日は午前中に、"もはや使いもしない"サングラスの留め金に付いてるカバーのゴムが破けてしまったので、とりあえず、メガネ屋でゴム交換。その後、秋服でも買って、久々のパリセントロにでも行くつもりでした。しかし、こっちの服ってさぁ、基本的に非常にスリム体型人間用なんだよねぇ。。。ビールっ腹の俺の図体にあうようなサイズだと、袖が一回りも二回りも余ってしまいます。やっぱり、俺はH＆MとかZARAとかラ・デフェンスのショッピンモール内にあるブランドではなくて、クリニァンクールとかモントレイユの市塲で、アラブ人が売っているような服を買うべきだな、なんて思いながらグズグズしていたら、外はいつの間にかまたしても豪雨に。。。

「ホテルにも帰れねぇじゃん。やってられないなぁ～。」

と思いつつ、時間つぶしのために、ラ・デフェンスのショッピングモール内の映画館で時間を潰すことにしました。



↑はどうやらチケットの自動販売機。俺は買い方が分からないので、「スーパーマン一枚ね」と優しげなパリジェンヌのカウンターでチケットを購入。大人一枚９．５ユーロ。



さすがパリ。映画館内にあるカフェもお洒落。ラ・デフェンスのシネコンは、１８ぐらいの箱があります。



こっちはポップコーンももちろん売っているけど、どもうアメ舐めながら観るのが定番のようですな。

実は、俺は出張中には時間つぶしのためによく映画館に通ってたりします。むしろ、ここ３年間ぐらいは出張中にしか劇場に通ってないかも。去年も、『バットマン』やら『スターオウォーズ（EP3）』やら、なぜか『血と骨（日本語版）』、『ゴジラファイナルウォーズ（日本語版）』をパリで見ているのだ。

本来なら、折角パリにいるんだからフランス映画を見たいんだけど、さすがにフランス映画は字幕がないと理解できないからねぇ。毎回、筋が簡単に想像できるおバカ映画か日本語版の映画しか選択できないんだよね。

で、今回はスーパーマン。本当はシャンゼリゼ通りの映画館でやっていた、ご当地映画の『ダビンチ・コード』を見たかったんだけど、風邪っ引きの俺は豪雨には勝てなかった。。。
まあ、感想は、「スーパーマンも色々と大変だな」って感じでした。（笑い）

それよりも、驚いたのが俺のフェイバリットアメリカンドラマの『マイアミ・バイス』がリメイクされているらしいこと。予告編を見て、腰を抜かしそうになっちゃたよ。個人的な感想は「許せぬ！！」だけど、ちゃんとマイケル・マンが自分で監督してるみたいだからなぁ。とりあえず、来週にでも見てみます。



さらに、なぜか８月の終わりから『ナウシカ』もやるみたいですな。
でも、俺はこの評判の高い作品は未見。実はビデオで３回ほどチャレンジしたのですが、３回とも１０分保たずに断念。どうも、宮埼駿の「少女が主人公」の作品は、感情移入が全くできないので、苦手です。でも、男性が主人公の『紅の豚』も最後まで見続けられなかったら、宮埼作品自体が苦手なのかな？
まあ、日本語版だったら、公開から２０年以上経って、初めて見てみるかも。



と言うことで、ここパリでも日本のアニメ、マンガは大人気。書店には、この通り、日本マンガのフランス語版がずら～～っと。



でも、マンガ喫茶はないようで、みんなしてこうして立ち（座り）読みしてます。（笑い）

結局、映画観てホテルに帰った俺は、そのまま日曜日まで体調を崩して部屋でおとなしく読書をしていました。ビール飲みながら。（苦笑）
なので先週末もラ・デフェンスから脱出できず。。。
そろそろ、パリにきて３週間になるのに、ラ・デフェンスから脱出したのが到着初日も含めてまだ、２回しかありませぬ。いくらなんでも、こりゃヤバイぞ！！

と言うことで、来週こそ、ヴェルサイユに行きます。
（そして、『ダビンチ・コード』と『マイアミ・バイス』も）。